明治より伝統の技を伝える京都・伏見の瓦屋、瓦熊です。 常にお客様より信頼頂ける工事を心がけています。 屋根工事のことなら何でも瓦熊にご相談ください
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屋根工事あれこれ

建築は価格だけが決め手ではない

商品を購買する場合、何を優先して検討されるでしょうか? 品質、ブランド、デザイン、知り合い、近所だから、販売員の人柄、サービス、店の信用や歴史、老舗だから、ネットから、価格 等々、様々な要素があります。大概の商品はネットの普及により、購買するための様々な情報を得ることができます。その為、店舗へ出向いて購買することだけでなく、ネットから購買することが非常に増え、近年のコロナ渦では、特に外出せずに購買 […]

「瓦は重い」風評をどう捉えるか?

各地で地震が相次いでおり、その度に「瓦が重い」という理由だけを大きく取り上げて、軽量化することが建物倒壊を防ぐことにつながるという報道がなされます。その点について、もう少し根本的なことを挙げてみたいと思いますので、読者の方も、一面的な意見だけを信じるのではなく、様々な意見を受け入れ、客観的な判断をしていただきたいと思います。 通常、「屋根瓦が重い」と言われ、瓦だけを捉えていることがありますが、屋根 […]

トピックス

日本瓦に関する情報を記載していますので、参考下さい。 カワラ○から、いぶし和瓦への葺き替え 伏見区の現場で先日、スレート系の屋根材(通称 カワラ○)から、いぶしの和瓦へ葺き直しを施工させていただきました。スレート系の前の屋根材は、今回葺き直しをしたのと同じ「いぶしの和瓦」だったのです。このスレート系の屋根材に葺き直されたのは、今から約12年前。阪神大震災以降、軽量の屋根材でないと家の耐震性が悪いと […]

野地板なども考慮すべき

屋根の葺き替え工事の場合は、瓦だけの工事で済む場合もありますが、野地板など、瓦の土台となる下地の状態の善し悪しによって、瓦工事以外の木工工事を要する場合があります。 建物も長年の年数を経過しますと、歪みや傾き、さらに木材の変形や破損など、様々な要因によって、新築時の状態と違った変化が生じます。 近年は、土を置かない瓦葺き(空葺き)が主流になっていますので、野地板に不陸が生じたりしていると、瓦の線に […]

最近の施工現場

カワラ〇から、いぶし和瓦への葺き替え 伏見区の現場で先日、スレート系の屋根材(通称 カワラ○)から、いぶしの和瓦へ葺き直しを施工させていただきました。スレート系の前の屋根材は、今回葺き直しをしたのと同じ「いぶしの和瓦」だったのです。このスレート系の屋根材に葺き直されたのは、今から約12年前。阪神大震災以降、軽量の屋根材でないと家の耐震性が悪いという根拠のない風潮が出回っていた頃です。なぜ、たった1 […]

雨漏りの原因

ラバー工法による雨漏り 一時、訪問販売などでラバー工法というものが流行しました。「瓦のズレを直し雨漏りさせない」という触れ込みでシリコンを瓦と瓦の接点に塗りつけるというものです。しかし、ズレは治まりましたが、2~3年後に雨漏りが発生したという苦情が殺到しました。原因は、シリコンをしたことで、雨水の逃げ道を塞いでしまったのです。写真では地瓦や棟の瓦にシリコンがされております。通常、雨水が少しぐらい瓦 […]

近年の施工方法

雨漏りを防ぐ下地で完全防水 左の写真は、ルーフィング(防水シート)を張り、桟木を打った状態です。近年のルーフィングは、性能も向上し、防水効果も高まっています。アスファルト系のものやゴム系の素材を入れたものなど、低価格のものから防水効果を一層高めた高価なものまで様々な種類があります。 更に、オプションで、右の写真のような遮熱ルーフィング等もあり、屋根の熱を少しでも抑えることができるものまであります。 […]

重い屋根と軽い屋根、どちらが安全?

阪神淡路大震災以降、重い屋根は地震に弱いという風評が流れました。本当にそうでしょうか? もし、屋根の重量が耐震性を左右するのであれば、お寺の建物などは、ほとんど倒壊してしまいます。 建物の安全性は、様々な側面からみることが必要です。耐震性だけでなく、耐久性、耐風性なども含まれます。近年は、土石流などによって家ごと押し流されてしまっている被害も少なくありませんし、竜巻被害なども発生しています。 一つ […]

訪問業者には要注意

一時、ラバー工法が流行りました。 これは、瓦のズレを接着剤で留めるものです。訪問販売が主とした営業形態で、 「お宅の瓦がズレてます」とか 「近くで工事を行っている者ですが、無料で瓦の点検をしてあげます」 等と言って、屋根に上がり、「このままでは、雨漏りになりますから今すぐ補修をしないとヒドイことになりますよ…」などと不安がらせて受注しようとするものです。 いわゆる悪徳商法で、結構、高額な金額です。 […]

工事はアフターケアが重要

日本の家の寿命は欧米と比較して半分以下といわれています。特に、近年の「家」は、 30~40 年程度で解体している建物も少なくありませんし、まるで消耗品のように捉えられている風潮があります。これは、木造住宅などにおいては、20年程度経過すると、資産価値がほとんど無くなってしまうという、制度上の問題もありますし、欧米のように改修することで建物の価値が高まるという風潮がないため、このような状況に至ってい […]

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株式会社 瓦熊

京都市伏見区羽束師菱川町671

TEL:075-921-2148
FAX:075-933-6969

加盟団体
京都府文化財保護課
京都府瓦工事協同組合
全日本瓦工事業連盟

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